Q & A
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太陽光発電システムの工事費の目安は?
太陽光発電システムの工事費は、お客様が設置を希望される建物の築年数、屋根材、形状、施工業者様によって異なり、一概には申し上げられません。まずは当社までご相談ください。
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太陽光発電システムのモジュールのみの販売は行っていますか?
基本的には行っておりません。
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太陽光発電システムって雷が落ちやすくないの?
太陽電池だから雷が落ちやすいということはありません。屋根や屋上に設置するほかの設備と同様です。
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太陽光発電システムはリサイクル法適用商品ですか?
太陽光発電システムは、現在はまだ特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)のような法律には適用されていません。
家電4品目のリサイクル商品化率法定基準値では、エアコン:60% テレビ:55% 冷蔵庫:50% 洗濯機:50%などですが、太陽光発電システムについては、まだ基準値などについても決まっていません。
現状では、一般産業廃棄物扱いとなっています。 -
台風・強風時にモノが飛んできて、もし太陽電池が割れたら?
太陽光発電システムのモジュールは、20年以上の屋外使用を可能とするため、特殊製造方法を採用しているメーカーがほとんどです。
例えば、表面ガラスや内部の一部太陽電池セルが割れた場合、修理はできません。その場合、太陽電池モジュールの交換が必要です。 -
太陽光発電システムに配線工事は必要ですか?
屋内配線工事は必要ですが、特に現行配線の張り替えはございません。
太陽光発電システムを取り付ける際、特に特殊配線工事は必要ありません。
但し、電力会社によって系統連系の際、商用電源(電柱のトランス)に、隣家が既に系統連系(太陽光発電システム)を行っている場合、並列運転ができないケースもあり、電力会社への相談と廉価の了承を得る必要があります。
尚、この様な場合、新規電柱やトランスの増設工事が必要となり、費用が発生する場合があります。 -
太陽電池の洗浄は必要ですか?
静岡県の一般の住宅地域では、汚れの大部分は降雨で洗い流せるため太陽電池の洗浄はほとんど必要ありません。
また、木の葉や鳥の糞などが部位に付着しても、太陽光電池の発電量が大きく損なわれることはありません。
汚れの程度により、1~2年に一度の専門業者による洗浄をお勧めします。 -
太陽光発電と太陽熱温水器とは、どう違いますか?
太陽エネルギーの利用には、光を電気に変換し利用する方法と、熱に変換する方法の2通りがあります。
太陽光発電は太陽の光エネルギーを、シリコンなどの半導体により直接電気エネルギーに変換します。
太陽熱温水器は、太陽光で水をお湯にかえて熱エネルギーとして利用するシステムです。 -
影の影響はあるの?
太陽光発電システムは薄い影(山、ビル、樹木、電柱等の影)が太陽電池に掛かった場合、発電量が低下しますが、ゼロにはならず影の部分でも周囲からの散乱光により、1~3割程度発電します。
なるべく、太陽電池に影が掛からないような工夫をすることが重要です。 -
売った電力代金の受け取り方法はどのようになるの?
売電の入金は銀行振込です。買電と売電は相殺されず、個別に扱われます。
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雨漏りは大丈夫なの?
メーカー規定施工であれば、雨漏りは心配ありません。
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接続箱ってなに?
太陽電池モジュールの出力を集電して、パワーコンディショナーに供給します。
直流開閉器、逆流防止機能及び誘導雷保護装置を収納します。 -
パワーコンディショナーはどんなもの?
太陽電池で発電した直流の電気を、電力会社から送電される電気と同じ交流に変換する機能と、系統との連携に関する保護を目的として設置します。
太陽電池の発電電力を最大限に効率良く取り出すことと、配電系統と安全に連携することが重要な機能となります。 -
パワーコンディショナーの音はうるさくないの?
運転時わずかに音がします。また運転開始時には、”カチッ”というスイッチ音がしますが、定格運転時の作動音のレベルは約40~50db(デシベル)程度です。
パワーコンディショナーの運転は日中のみの運転となりますので、日中の騒音レベルを考えると、それほど大きな音ではないと考えます。
但し、人によっては気になる場合があるため、弊社では、パワーコンディショナーの設置場所を考慮しています。 -
太陽電池モジュールの上に人が乗っても壊れないの?
セルが割れて破損するおそれがあります。ガラスの上は、滑りやすく非常に危険です。モジュールの上には乗らないでください。
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太陽光発電システム運転時の消耗品は、どのようなものがあるの?
太陽光発電システムは、風力発電機やエンジン発電機とは異なり、回転部や駆動部がなく、燃料を補給する必要もないため、日常的に補充、または交換する消耗品はありません。
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太陽光発電のメリットはなんですか?
クリーンな発電方式です。
太陽光発電は、光エネルギーを電気エネルギーに直接変換するもので、物理的あるいは科学的な変化を伴いません。
発電時に一切の排泄物の発生がなく、可動部分もないため、騒音も発生しません。
発電のためのエネルギー源は太陽光であり、非枯渇エネルギーであり且つ無料です。
必要に応じて小規模なものから大規模なものまで、自由な設置ができます。
システムの大小に関わらず、発電効率はほぼ同じです。 -
停電時はどうなるの?
太陽光発電系統連携システムの場合、太陽光発電システムは系統から切り離れます。
系統が復旧した場合、太陽光発電システムは、5分間待機の後、自動的に系統に連携されます。
手動または自動により、自立運転に切り替わるシステムの場合、太陽光発電システムが発電状態であれば、日射強度に応じた発電電力が使用できます。 -
太陽電池は蓄電できるの?
いいえ、太陽電池は太陽光により発電しますが、太陽電池自体に蓄電能力はありません。
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余った電気を売ることができるって本当ですか?
はい、本当です。
昼間に電気を発電・使用し、その残り(余った分)を電力会社に売ることができます(売電)。反対に、夜は発電することができないので、電力会社から電気を買って使います(買電)。
電気の売買は自動的に行われるので、面倒なことは何もありません。
売った分の電気代は、契約者の口座に振り込まれます。
「このお金が楽しみで、節電に励んでいる」というユーザーの声もたくさん聞かれます。
※電気を売り買いするためには、電力会社との契約が別途必要です。 -
曇りや雨の日は、電気が使えなくなるのですか?
いいえ、電気はいつでも使えます。
太陽が出ていれば発電しますが、曇るとあまり発電できなくなります。
そういう時は、不足分の電気を電力会社から買って使います。ですので、曇りや雨でも、電気が使えなくなることはありません。 -
何年くらいで元がとれるのですか?
一般的には15~20年ほどで元が取れると言われていましたが、新たな買取り制度で、約10年で元が取れるようになりました(諸条件によって異なります)。
償却期間を縮めるためには、年間の電気代削減量を大きくすることがポイントです。
例えば新築の場合、次世代省エネ基準の高断熱・高気密住宅にする、省エネタイプの機器を使う、オール電化にする、昼間と夜間の電気料金が異なる「時間帯別電灯契約」を利用する、などが必要になります。