太陽光発電
(メンテナンス)
近年の機器は各メーカーとも優れております。保証も手厚いものが揃ってきています。
ですが、太陽光発電機器も機械ですので永久に故障しないとは言えません。
トラブル発生の際は、発電量が減ることはもちろん事故に繋がることもあります。それらを未然に防ぐためにもメンテナンスは必要となります。
モジュール
太陽光発電のモジュールは寿命が長い商品です。その分、トラブルや故障が起きても気づかず、発電効率が低下する原因にもなります。その為、太陽光発電のメンテナンスが重要と考え、株式会社オーデンでは、太陽光発電システム購入(施工工事含む)されたお客様に1年目と4年目の2回無料点検を実施しています。3回目からのメンテナンスは有料になります。毎年メンテナンスを行うことにより、早期に機器の故障や不具合を見つけることが出来ます。
汚れや劣化といった目に見える異常もありますが、発電量や電圧の測定だけでは分からない発電低下予備軍を、専用機器を使って発見いたします。
陸屋根のメンテナンスは、太陽光発電モジュールと架台を点検します。特に太陽光発電の架台はしっかり点検する必要があります。この時、架台に固定している各ボルトやナットをスパナで緩みを確かめます。
パワーコンディショナーでは、電圧測定や絶縁測定、抵抗値測定などを点検します。この時、使う測定器はソラメンテです。ソラメンテは、正確に電圧と抵抗値を測定します。もし、故障のパネルがあればOL表示され、故障パネルを発見する事が出来ます。
パネル洗浄
2019年に弊社が太陽光メンテナンスの新しいシステムを導入しました。太陽光パネルに付着した汚れは、発電量に大きく影響を与えるだけでなく、放置しておくとホットスポットの原因にもなります。設置された太陽光パネルを、パネル洗浄専用機器(水圧洗浄機)を使用し、特殊洗剤で表面汚れを落とします。洗浄作業を行い、発電効率の向上やパネルの長期的な維持管理をご提案しております。お気軽にお問い合わせください。
● iSolarのソーラーパネル洗浄【特徴】
2012年7月よりスタートした、再生エネルギーの固定価格買取制度により、太陽光発電システムの普及が進んでおります。
設置された太陽電池モジュール(ソーラーパネル)に、花粉や黄砂、鳥の糞などの汚れが付着すると、発電効率が低下するだけではなく、パネル破損などの思わぬ事故に繋がる可能性もあります。
ケルヒャーの太陽電池モジュール洗浄用アクセサリー「iSolar」は、高い洗浄能力と様々な設置環境に対応する柔軟性で、太陽光発電システムの発電効率を高いレベルで維持できます。
1. 高い洗浄効果モジュール
表面を傷つけることなく直接ブラッシングして汚れを除去します。
雨水では落ち切らない、こびりついた鳥の糞なども効率よく洗浄することができます。
専用洗浄剤RM99との併用で、更に効果的な洗浄が行えます。
2. 柔軟なシステム性
柔らかいブラシの洗浄幅やランスの長さを選択できます。
作業場所や洗浄面積に応じて最適なアクセサリーを組み合わせて使用できます。
3. 高い作業性
最大800mmの洗浄幅のブラシと長さが調節できるランスで、広範囲を短時間で洗浄でき作業時間を短縮できます。
専用洗浄剤RM99は反応時間をおかず、かつ洗浄後のすすぎ洗いも不要で作業時間を短縮できます。
高さ2メートルの太陽光発電所でも、脚立とランスの長さ調整を利用して、丁寧に上のパネルから1枚ずつ洗浄します。ブラシは柔らかい為、固まった鳥の糞や汚れが上手く取れません。その場合は、ガラス用の小さいブラシで擦ります。
固まった鳥の糞や汚れが取れたら、再びケルヒャー洗浄機をかけます。ここまですれば、パネルの表面にコーティングができて汚れがつきにくくなります。発電効率も上がります。パネル洗浄後、パネルの表面がピカピカになります。
お客様の自宅倉庫に設置された太陽光発電パネルも洗浄をやっております。延長ホースを繋げばどんな高さでも対応できます。パネルを洗浄する時に割れパネルを発見することがあります。
● 専用の洗浄剤
iSolarとの併用で、太陽電池モジュール表面に付着した汚れを効果的に洗浄します。
洗浄後にウォータースポットが付きにくく、汚れの再付着を軽減します。
太陽光パネルを鳥害から守る
鳥による被害の中でも、特にハトは帰巣本能が高く繁殖力も高いため、営巣するケースが増えています。鳥から引き起こされるトラブルは、糞害(汚れなど)や騒音、パネルの故障・トラブル、発電効率の低下があります。
糞は太陽光パネルのトラブルを招くばかりではなく、感染症など健康被害も発生させますので、早めの対策が必要です。
太陽光発電パネルと屋根の隙間は、ハトなどの鳥によっては雨風の天敵から逃げる格好の場所です。鳥は数センチ程度の隙間があれば侵入が可能で、侵入してしまった場合は営巣や糞害、ケーブル損傷、腐食が起こってしまいます。屋根や太陽光発電パネルなど、鳥からの影響を防ぐ為、「日本製でステンレス素材の防鳥ネット」にお任せください。柔軟性のある特殊なフェンスは、マス目10mm。凹凸のある屋根にもフィットさせることができ、専門取付金具でしっかり設置することで、鳥の侵入を許しません。パネル新設のタイミングで予防として設置いただければ安心です。
上の写真は、ある現場で撮った写真です。売電が終了する太陽光発電で新しいパネルを付け替えする際に、パネルの下に鳥が住み着き、土や鳥糞などたくさんありました。新しいパネルを付ける為に、屋根全体を掃除しなければなりません。4人でゴミを取り、屋根全体を洗い、半日掛かりました。太陽光発電を導入することで、様々なメリットを得られますが、運用していくと、鳥が太陽光発電に住み着いてしまい、様々な被害に遭われいる方がいらっしゃいます。糞害や鳥害に困っているお客様はご気軽にご相談ください。お待ちしております。
掃除後、しっかり綺麗になりました。新しいパネルを交換した後、弊社自慢の防鳥ネットを施工します。防鳥ネットを付けることで鳥害を避けれる為、太陽光発電パネルの寿命が長くなります。
上の写真は、防鳥ネット施工済現場です。お客様が鳥害を防止する為、防鳥ネット施工の依頼がきました。屋根のパネルの間に鳥の侵入があった為、周りに防鳥ネットを付けました。防鳥ネットを付けた後、鳥が侵入する事はありませんでした。
パワコン
パワコンが表示するエラーへの対処、設置状態の確認、年間発電量のチェック、抑制時間の算出などを行います。
架台
ゆがみや破損などの発見、対処を行います。